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Q. 被害者遺族の気持ちを考えると、死刑は絶対に必要ではないでしょうか?


アムネスティは、殺人事件の加害者が重い刑罰を科されることに反対しているわけではありません。アムネスティが反対しているのは、その刑罰によって加害者の命まで奪ってしまうことです。

実際には、殺人事件の加害者がすべて死刑になるわけではありません。その割合は日本では1%に満たないと言われています。そしてこれらの事件の被害者やその遺族に対しては、既に日本の社会は、死刑以外の刑罰で応えているのが現実です。

被害者やその遺族の置かれる立場を本当に考えるなら、取り組むべきことは他にたくさんあります。現行の被害者補償制度の拡充、被害者を支援する団体の輪を広げること、捜査機関やマスコミの対応の改善、「罪を償う」という行為の再検討など....これらの問題は、死刑存廃の立場を超えて、早急に取り組まなければならない課題です。

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[死刑廃止への道]


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